Live & Learn 〜日常的に学ぶブログ〜

日々の気になった事を記録していきます。

可能性は無の中にも存在するか?

存在というのは物質的と概念的なものがあると考えます。しかし、突き詰めていくとほとんどのものが物資的な存在だということが判明していきます。例えば「愛」なんかがそうです。愛がこの場所に存在すると人はいいますが、人間の脳内物質がそう感じさせているだけで、本当の意味での概念的な存在ではありません。そもそも概念的な存在はほとんどが人間が作り出しているもので、物質に全く依存しない概念なんてほぼないんじゃないかと思っています。一つ代表できる概念的存在があります。「時間」です。
時間は人間が考えて生み出したものではなく、元々存在していたものです。時計という人間の発明品はありますが、なくても時間は存在します。
このように、概念的な存在というのはなかなか思い浮かべるのが容易ではなく、一度このモードに入ると、世界は所詮物質的なんだなと達観した気分になってしまいます。
しかし、今回新しく概念的存在なんじゃないかと思うものを発見しました。
それは「可能性」です。この概念は人間が誕生する以前からあったものかと考えます。星と星がぶつかる可能性、ブラックホールが発生する可能性、生命が誕生する可能性。しかし可能性は「思考ありき」な一面があるのでそれのせいで概念的存在を断言できません。
面白いのはここからで、もし可能性が概念的存在であるなら、時空を超えた唯一の存在になります。宇宙も神もいない世界でも、可能性はそれらが誕生する可能性として存在ができてしまうからです。そして、宇宙が終焉を迎えた後も、再び誕生する可能性として存在し続けます。つまり可能性は永久不滅なのです。無の中に存在できる唯一の存在なんじゃないでしょうか?
日常的によく使う可能性という概念は実は神に並ぶかなり偉大な存在なのかもしれません。。

f:id:mr_ice:20180210180921j:plain