Live & Learn 〜日常的に学ぶブログ〜

日々の気になった事を記録していきます。

サザエさん終了?

東芝サザエさんのスポンサーを辞めるかもしれないというニュースが今話題を呼んでいます。

また、もし実際に降板になった場合、高須クリニックが後継スポンサーとして名乗りをあげているそうで、そのことに対してネット上ではなんだか盛り上がっています。

テレビ番組はスポンサー会社などの影響を受けた要素がコンテンツに盛り込まれることがあるため、東芝電気がスポンサーだったころのサザエさんは電化製品が登場する回もよくありました。例えは省きます。

なのでそのスポンサーが高須クリニックになったら、そのスポンサー宣伝の要素が美容系医療になるため、サザエさんのコンテンツに変化があるんじゃないかとネット上では冗談を交えて話しているようです。


個人的にはコンテンツが実際にスポンサー宣伝に影響を受けるならもう番組を終了するべきなんじゃないかと思います。理由は、サザエさんのコンテンツは現在、その時代背景のずれが非常に大きいのに関わらずタイムリーなネタや旬なタレントをオマージュして出す回などもあり、カオスになっているので、これ以上カオスにするのは尊重されるべき原作者のコンセプトを壊してしまうからということです。


原作者のコンセプトは守られるべきという意見は少数派かもしれないですが、原作者が設定変更を自由にしてもらっていいという姿勢があったなら、逆にめちゃくちゃカオスな世にも奇妙なサザエさんワールドをさらに展開していってもらいたいと思います。


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クローンと倫理の話

SF作品の題材としてよく使われる「クローン」ですが、現実世界でもその技術はかなり進んできているみたいです。

2012年には京都大学山中教授らがIPS細胞の研究でノーベル生理学・医学賞を受賞しています。難しい説明は省略しますが、この研究の実用化が進めば理論的にはクローンの人間を作ることも可能なんだそうです。


クローンを作る目的についてですが、やはり個人の内臓系のドナーにするためというのが一番実用性が高く考えられるのではないでしょうか。

次点として考えられるのは、天才的な能力を持つ人間を増やして、各組織や業界の力にするということ。研究機関や軍隊、芸術家、作家、アイドルといった幅広い分野での需要が予想できます。

最後に考えられるのは、家族の跡継ぎです。自分のクローンを育てて子供の代わりにするということです。


考えればまだまだクローンを作る理由は色々とありそうですが、クローンを語る上で大事なことがあります。

それはクローンをドナーにしたり、奴隷のように扱うことは倫理として許されるのか?ということです。

彼らもきっと我々普通の人間と同様に自我を持ち、趣味嗜好すらも持つ普通の人間に成るはずなので、それを心臓のドナーになれるまで育てたら心臓だけ取って殺すなんていうのはちょっと狂気を感じてしまいます。

でもクローンに人権を与えたら、おそらくドナーになってくれる可能性は大きく減ってしまうし、選択をする自由が生まれて思い通りの仕事もしてくれなくなるかもしれません。

唯一、家族として育てるっていうのはいいかもしれませんね。人権を持っても摩擦は起きません。


クローンがいる世の中って、まさにSFの世界そのもので見てみたい気もします。

でも、クローン側の立場になって考えると恐ろしい発明ということになってしまうので、実用化はまだまだ難しいのかもしれません。

クローンの扱い方によっては彼らが反乱や自殺をするリスクもあります。

ただでさえ世界は複雑なのにそれがますます複雑になってしまうのは、シンプルが好きな筆者にとっては辛いことです。


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忘れられる権利とは

インターネットが普及され発展し、現在の
IT(情報技術)は便利な世の中を作るのに大きく貢献しています。
なんといってもその強みは、検索エンジンなどの情報検索の利便さと、SNSなどの情報拡散力にあると思います。
しかし、その強みが転じてリスクになってしまうこともあるそうです。
World Wide Webは爆発的に拡散された情報を半永久的に記憶するという性質があり、それが時として、個人のプライバシー侵害を及ぼすという見方がされるようになってきています。例をあげると、リベンジポルノ画像や、過去の逮捕歴の情報、過去に投稿した過激な思想を書いた文章、誤って載せてしまった個人情報等です。
その被害に悩む人たちのために生まれた救済措置が「忘れられる権利」という権利/概念。
どういうものかというと、プライバシー侵害に悩む個人が、各ITサービス会社に対してインターネット上から情報削除を要請できるというもの。
プライバシー侵害をしていた情報をみんなから忘れてもらえるということからのネーミングみたいです。
英語では「Right to be forgotten」こっちが元で日本語のほうは直訳しただけみたいですね。

でもなんか「忘れられる権利」って語感がカッコいいと思うのは筆者だけでしょうか?

「忘れられる権利」は、2012年にEUが発表した一般データ保護規則案第17条に盛り込まれたのがその誕生で、現在は世界中でその概念と権利について検討及び施行がされています。

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痰(たん)について

風邪を引いて喉に痰が絡むっていう症状、誰にでもありますよね。

汚い話ですいません。でもその痰って一体どんな仕組みなのか気になったので、調べてみました。

痰は正義か悪か。


〜痰ってなに?〜

痰は、肺と気管の枝分かれをする気管支で作られる分泌物で、空気中のホコリやウイルス(異物)を吸い込んで体内に入れてしまった場合に作られるそうです。気管支の粘膜は繊毛に覆われていて、痰ができると繊毛運動によって喉の奥の方まで送り上げていきます。ここらへんが「喉がイガイガしてる」という状態なんじゃないでしょうか。

健康な状態でも多少は作られているらしいですが、風邪を引いたときには体内にウイルスが大量にいるため、たくさん作られます。

痰の中にはウイルスの残骸やウイルスそのもの、ホコリなどの異物が入っています。

だから身体は防衛反応のために繊毛運動が起きて、排出しようとするんですね。納得。


痰の仕組みについて理解が深まりました。

痰というのはウイルスを体の外に出してくれるいいやつだったということですね。

結論、痰は正義。喉がイガイガしたら痰はどんどん出したほうがいい。


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ハロウィンで仮装する意味

2017年、今や世界中で最も盛り上がるイベントの一つになったハロウィンですが、その内容は本来の宗教的なものとは大分変わってしまっていると思います。

みんな楽しくやってるしその意味は知らなくてもいいのかもしれない。特に日本では。

でも特に楽しまれている「仮装する」という部分だけはきちんと抑えておきたい。

そう思ってちゃんと調べてみました。


〜なぜハロウィンは仮装するの?〜

ハロウィンはもともと古代ケルト人の大晦日にあたる日で、この日は魔界と人間界の門が開き、亡くなった人たちの魂が帰ってくるとされていたそうです。

重要なのはいい霊だけでなく、悪魔や魔物、悪霊なども一緒に入ってきてしまうとされていたことです。

そして、その悪魔たちは人間の子供たちをさらうと言われていました。

そこで人々は子供たちが悪魔たちにさらわれないように、悪魔や魔物、悪霊などと同じ格好をさせて、仲間だと思わせ、さらわれるのを避けたといいます。これがハロウィンの仮装をする本来の意味であり、目的です。

※起源の古い話なので諸説あります


だからハロウィンの仮装はもともと子供たちメインでしていたんですね。


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異色肌ギャル

いま巷では「異色肌ギャル」というものが話題を呼んでるみたいです。

どういうものかというと、身体全体をドーランなどの塗料でカバーし、肌を原色など派手な色に変えてその個性をファッションとして表現する「ギャル」のことで、新しいムーブメントの呼び名でもあるそう。

派手にするのは肌の色だけでなく、髪、服、アクセサリーなども。

一見するとアニメキャラなどのコスプレっぽいが、あくまで自分というオリジナルキャラクターを作るのがコスプレと違う重要なポイントと言えそう。


筆者が受けた「異色肌ギャル」の第一印象は、「日本って本当にCOOL JAPANだな」という感じ。

詳しく言うと、異色肌ギャルにはきゃりーぱみゅぱみゅみたいな、アニメ、オタク、可愛い、不思議、斬新な秋葉原/原宿カルチャーの要素が見事に全部入っていて、そんな存在を生み出した日本はそういう文化が好きな人たちや外国人の期待をやっぱり裏切らないなぁということ。

筆者は、異色肌ギャルには個人的に好きなSFっぽい雰囲気を感じるので、面白いなと思います。今後の展開に期待。


この異色肌ギャルムーブメントのリーダーはモデルやライターとして活動するmiyakoという人物(写真左)

とにかく外国人受けがすごそう。


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